本記事ではジョンロブのスニーカーであるホルム(HOLME)を紹介します。
このホルムはダブルバックルを採用しており、ジョンロブらしいスニーカーとなっています。
1.デザイン / ダブルバックル付きスニーカー
このホルムはダブルバックルのストラップが付いたスタイルとなっており、ジョンロブの代表モデルであるウィリアムを彷彿とさせます。
ソールはホワイトのラバーソールなのでカジュアル感がありますが、ウィリアムに似たダブルバックルが全体としてフォーマルな印象を与えてくれます。
2.ラスト / 0318番(現代的なラウンドトゥのローファー用ラスト)」
ラストは0318番でラウンドトゥのローファー用ラストが用いられています。
同じラストを使っている靴としては、スニーカーの「ヘイブン(HAVEN)」や同じくスニーカーの「ブリーズ(BREEZE)」があります。
実際に履いた感じとしては、比較的細身のラストという印象を受けました。
3.レザー / グレインカーフ(ブラウン)
アッパーはグレインカーフとなっており傷やシワが目立ちにくくなっています。
スニーカーなのでラフに使用することも多く傷が付く可能性も高いので、このようにシボが付いたグレインカーフは使い勝手が良いです。
カラーはブラウンです。
このグレインカーフのカラーバリエーションは、他にもネイビーやブラックがあるようです。
ただ、2022年3月時点の公式オンライン上のラインナップでは、スエードのみの取り扱いとなっています。
スエードも比較的雨に強いので、スニーカーのレザーとしては使い勝手が良いと思います。
4.ソール / ラバーソール(ホワイト)
ソールはホワイトのラバーソールです。
上の写真では分かりにくいですが、ソールの上部にはイエローのステッチが入っています。
ジョンロブのスニーカーは、多くのモデルでこの「ホワイトのラバーソール+イエローステッチ」を採用しています。
例えば、以下の「ヘイブン(HAVEN)」もそのようなモデルの一つです。
ホワイトのラバーソールにイエローでステッチが入っていますので、ステッチのラインがアクセントになっています。
5.バックル / ブラックのアンスラサイト
バックルはブラックのアンスラサイトです。
上の写真のようにバックルの端はつながっておらず、コの字型になっています。
一方、ウィリアムのバックルは四角型なので、その点がウィリアムと差別化が図られています。
上の写真のように、ウィリアムのバックルは端がつながって四角型になっており、ホルムとは異なるバックルが使われているのが分かります。
6.履き心地
ソール自体に厚みがありますので、スニーカーとしてのクッション性もあります。
ただし、やはりナイキやアディダスといったスポーツメーカーと比べると、スニーカーとしてのクッション性はそれほど高くはないと感じます。
また、アッパーのレザーやライニングの作りもしっかりしていますので、履き心地はやや硬い感じを受けます。
その分長く履ける作りになっていると思いますが、スニーカーにクッション性や柔らかさを求める方にはあまりお薦め出来ないかもしれません。
7.カジュアルにウィリアムの雰囲気を楽しむ
ダブルバックルということでデザイン自体はウィリアムと似ていますが、やはりスニーカーなので全体の雰囲気はウィリアムとは大きく異なります。
ただ、スニーカーでありながらそのダブルバックルのスタイルがフォーマルな印象を与えてくれますので、ジャケットスタイルにも合わせやすいと思います。
ダブルバックルのスニーカーは珍しいですが、ジョンロブらしいデザインの一足となっています。
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