本記事では、エルメスのカードケース「カルヴィ デュオ(Calvi Duo)」を紹介させて頂きます。
以前、以下の記事で、同じくカードケースである「MC2・ユークリッド」を紹介させて頂きました。
また、以下の記事では、この「カルヴィ デュオ」のベースとなった「カルヴィ」を紹介させて頂きました。
今回紹介させて頂く「カルヴィ デュオ」は、カードポケットのみだった「MC2・ユークリッド」や「カルヴィ」比べ、小銭入れポケットが付いているという大きな違いがあります。
1.「カルヴィ」と「カルヴィ デュオ」
この「カルヴィ デュオ」は、以前からあった「カルヴィ」というカードケースの派生モデルと言える製品です。
そのため、まず「カルヴィ」を簡単に紹介させて頂きます。
「カルヴィ」とは、左右にカードポケットが一つずつ付いた非常にシンプルなカードケースです。
外観は以下のように非常にシンプルです。
これを開くと、以下のように左右にカードポケットが一つずつ付いています。
このような作りのため、カルヴィを名刺入れとして使用されている方も多いかと思います。
一方、今回紹介する「カルヴィ デュオ」は、この「カルヴィ」に小銭入れポケットが付いたモデルです。
外観はカルヴィと違いはありませんが、カルヴィ デュオは左右に開くと右側に小銭入れポケットが付いています。
この点が、「カルヴィ デュオ」と「カルヴィ」の大きな違いとなります。
以下ではこのカルヴィ デュオを詳しくみていきます。
3.サイズ
大きさは、横7.5cm×縦10.5cmと非常にコンパクトです。
iPhone12 Proと並べてみましたが、そのコンパクトさが分かります。
ただし、小銭入れポケットが付いているため、厚さは2cmほどあり、極薄という感じではありません。
ただ、小銭入れが付いていないカルヴィも厚さは2mmありますので、厚さという点ではカルヴィもカルヴィ デュオも大きな違いはありません。
4.収納ポケット
カードケースの外側には何も収納ポケットは付いていません。
カードケースを開くと、左右にカードポケットが1つずつと、ボタン付きの小銭入れが一つ付いています。
上の写真では、左側がカード入れ、右側が小銭入れです。そして、右側の小銭入れの下にはお札やカードが入るポケットもあります。
以下の写真のように小銭入れの下のポケットにお札を入れることもできます。
また、小銭入れのボタンを外すと下のようになります。
小銭も十数枚程度であれば、余裕を持って入れることができます。
また、小銭入れを閉じるボタンが付いていますので、小銭入れ部分が勝手に開いて小銭が散らばってしまうという心配もありません。
5.レザー
このレザーは、エルメスでは「ヴォー・エヴァーカラー」と呼ばれているものです。
この「ヴォー・エヴァーカラー」のレザーは、上記の写真の通り、細かな凹凸のあるシワ加工がなされています。
ただ、凹凸はかなり浅いので触った感触はかなり滑らかです。
また、レザーの質は比較的ソフトな作りになっていて、しっかりとしたレザーというよりは柔らかな印象があります。
ただ、使っていて型崩れが起きるといった程までには柔らかくありませんし、作り自体はしっかりしていますので、型崩れの心配も無さそうです。
なお、カードケースの内側にはエルメスの刻印が入っています。
6.小銭入れポケット付きの財布として使える
このカルヴィデュオは、エルメスの公式サイト上はカードケースに分類されていますが、その機能から考えればコンパクトな財布としての使用が適していると思います。
お札についても、お札についても、二つ折りではポケットからはみ出てしまいますが
三つ折りであれば、楽に入ります。
また、カードポケットに収納力もあり、クレジットカードであれば、左側のポケットに5枚程度は楽に入ります。
ポケット自体に若干厚みがありますので、カードを5枚程度入れても、型崩れや厚みが膨れることもありません。
ミラノ発のラグジュアリーレザーブランド【BONAVENTURA】7.使い勝手の良い財布代わりに
カルヴィデュオはカードポケットに加えて、小銭入れも付いていることから、とても使い勝手の良い財布代わりになります。
小銭入れが付いている分、若干厚みがありますが、ポケットに入らないといったこともありません。
基本的には小銭は持たないという方であれば、小銭入れの無いタイプであるカルヴィでも財布代わりに十分使えますが、やはり小銭入れも欲しいという方は、カルヴィデュオを選ぶのが良いかと思います。
カラーバリエーションも豊富にありますので、コンパクトで小銭入れも付いた財布を探している方にはお薦めです。
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