【レビュー】エルメス「カードケース カルヴィ（Calvi） 」

本記事では、エルメスのカードケース「カルヴィ（Calvi）」を紹介させて頂きます。

以前、以下の記事で「カルヴィ デュオ（Calvi Duo）」というカードケースを紹介させて頂きました。

「カルヴィ デュオ」は、「カルヴィ」の進化版とも言えるカードケースですが、本記事では、「カルヴィ デュオ」のベースとなったシンプルな「カルヴィ」を紹介させて頂きます。

１．「カルヴィ（Calvi）」とは

カルヴィは、非常にシンプルなデザインが特徴的な名刺入れサイズのカードケースです。

２つ折りのカードケースになっており、カードケースを開いた際のポケットのデザインがユニークです。

このようなシンプルなデザインで、また、収納ポケットにも比較的多くのカードを入れることが出来ますので、カードケースとしてはもちろん、名刺入れとしても使えます。

２．「カルヴィ ヴェルソ（Calvi verso）」とは

この「カルヴィ」には、内側のレザーの色が異なるタイプの「カルヴィ ヴェルソ（Calvi verso）」というモデルも存在します。

「カルヴィ」と「カルヴィ ヴェルソ」の違いは、内側のレザーの色が外側と異なっているかであり、それ以外は大きさやデザインには違いはありません。

３．豊富なカラーバリエーション

そして、このカルヴィのもう一つの特徴に、その豊富なカラーバリエーションがあります。

日本の公式オンラインショップ上でも、２０２１年７月時点で「カルヴィ」と「カルヴィ ヴェルソ」で合わせて以下の９色のカラーバリエーションがありました。

さらに、アメリカの公式オンラインショップでは以下の１７色のカラーバリエーションが確認できました。

このような豊富なカラーバリエーションがあるため、自分の好みに合ったカラーを選ぶことができます。

以下では、実際にカルヴィを詳しく見てみます。

エルメス「カルヴィ」

４．カラー / アネモネ

上述の通り、カルヴィには豊富なカラーバリエーションがありますが、本記事で紹介させて頂くカルヴィは「アネモネ」というカラーです。

日本語で言う紫色に近いカラーです。

５．サイズ

大きさは、縦10.5 cm×横7 cmとコンパクトです。

iPhone12 Proと並べて見ると以下のようなイメージです。

厚さも２cmほどです。

６．収納ポケット

収納ポケットは外側には付いていません。

カードケースを開くと以下のように左右に比較的厚みのあるポケットが付いています。

カード入れの厚みはかなりあるので、厚いカードを５〜６枚入れてもまだ余裕があります。

上の写真は厚いカードを６枚入れた状態ですが、それでもまだ数枚はカードが入る余裕があります。ただ、あまりギリギリまでカードを入れてしまうと、カードが取り出し難くなってしまうので、やはり、１つのポケットにカードは５〜６枚程度を入れるのが良いかと思います。

お札については、二つ折りの状態では下の写真のように若干中央からはみ出てしまいます。

この状態でカードケースを閉じると、お札に変な折りシワがつくことになります。

そのため、お札をポケットに入れるのであれば、三つ折りや四つ折りにする必要があります。

上の写真は四つ折りにした状態です。四つ折りにすれば、かなり余裕をもってポケットに入れることが出来ます。

お札も５〜６枚程度であれば、四つ折りにしても余裕をもって入れることが出来ます。

７．レザー / シェーヴル・シャムキラ

このカルヴィには「シェーヴル・シャムキラ」と言うレザー素材が使われており、微細できめ細かなシワ模様が入っています。

ただ、手触りは非常に滑らかで、また、シワ模様が入っているため、傷も目立ちにくくなっています。

なお、カードケースの内側にはエルメスの刻印が入っています。

８．カードを多く収納したい方にはお薦め

この「カルヴィ」と「カルヴィ デュオ」の大きな違いは、小銭入れ（ボタン付きのポケット）が付いているかどうかです。

「カルヴィ デュオ」は小銭入れが付いている分、カードの収納枚数は少なくなります。

一方、この「カルヴィ」は小銭入れは付いていませんが、その分、多くのカード（左右のポケットを合わせて１０枚以上）を収納することが出来ます。

そのため、小銭入れが不要、または別に小銭入れを持つ予定の方であれば「カルヴィ」がお薦めですが、小銭れが必要という方は、「カルヴィ デュオ」の方がやはり使い勝手は良いかと思います。

エルメス「カルヴィ」