本記事では、昨今「カシオーク」と呼ばれているカシオのG-SHOCKのモデルGA-2100について、カスタムベルトを取り付けた付けた様子を紹介させて頂きます。
1.GA-2100シリーズとは
カスタムベルト取り付けのベースとなったモデルは、カシオG-SHOCKのGA-2100シリーズです。
このGA-2100シリーズは、その特徴的な8角形のベゼルのデザインが、オーデマ・ピゲのロイヤルオークに似ていることから、「カシオーク」とも呼ばれているモデルです。
今回、カスタムベルトを取り付けたモデルは、ブラックベースにホワイトの針やインデックスマーカーを取り入れた型番「GA-2100-1AJF」というモデルです。
2.カスタムベゼル&バンド
上記のモデルをベースに、ステンレススチール製のカスタムベゼル&ベルトを取り付けます。
なお、このステンレススチール製のカスタムベゼル&ベルトは、発売当初から何回か改良が重ねられており、今回取り付けているものは、いわゆる「第3世代」と言われる以下のものです。
この「第3世代」のカスタムベゼル&ベルトは、ベルトの形状がロイヤルオークに似ていることに加え、ベルトとベゼルが一体となっており、その点もロイヤルオークの構造に似ています。
一方、「第2世代」と呼ばれるカスタムベゼル&バンドもあり、こちらは、ベルトの形状は第3世代と同様ですが、ベルトとベゼルが一体にはなっておらず、その点が第3世代と大きく異なる点です。
また、「第1世代」と呼ばれるカスタムベゼル&バンドは、ベルトとベゼルが一体にはなっていないだけでなく、ベルトの形状も第3世代や第2世代と異なり、ロイヤルオークの形状に近くはありません。ただ、ベゼルの形状はかなりロイヤルオークに似ています。
そのため、ステンレススチール製にカスタムバンドを着けてみたいが、ロイヤルオークにそっくりになるのは避けたいという方には以下の第1世代がお薦めです。
このように、カスタムベゼル&ベルトのバリエーションも多いので、取り付ける際には確認が必要です。
3.カスタムベゼル&ベルトの取り付け
この「第3世代」のカスタムベゼル&ベルトは、ベゼルとベルトが一体になっているので取り付けは簡単です。
まず、カスタムベゼル&ベルトに付属されているドライバーで(一般的なドライバーでも対応可能です)、ベースとなるGA-2100からベルトとベゼルと取り外します。
その上で、時計本体部分のみをカスタムベゼル&ベルトに取り付けます。
時計本体をネジでカスタムベゼル&ベルトに取り付ければ完了です。
全部で10分程度で取り付けは完了します。
4.ケース素材 / 「ステンレススチール製」
ケース素材はステンレススチール製です。
サイトのメーカー情報によれば、316Lステンレス鋼製を使用しており、耐久性があり、錆にも強い素材です。
また、光沢もかなりあり、光の下ではキラキラと輝きます。
鏡面部分の仕上げなどは、高級時計ブランドと比べれば当然磨きは甘いですが、それでも高級感はかなり感じます。
5.ケース幅 / 「ケース直径44mm」
ケース直径(横幅)は約44mmと存在感があり、本家のロイヤルオークに比べれば、やや大きいです。
ただ、ベースとなるG-SHOCKのGA-2100自体の大きさも、ケース直径(横幅)が約45cmありますので、このカスタムベルトを着けることで大きさが著しく増すということはありません。
ちなみに、ケース直径が40mmのロレックスGMTマスターⅡと比べると以下のようなイメージです。
6.ケースの厚さ / 「13mm」
ベースのG-SHOCKの厚さは11.8mmと、G-SHOCKにしては薄い作りとなっていますが、カスタムベルトを付けると厚みは若干増して13mmほどになります。
高級時計ブランドのラグジュアリースポーツウォッチには厚さが10mmを下回るモデルも多いため、13mmの厚さは決して薄いとは言えませんが、それでもG-SHOCKとしては薄い部類であり、厚みもそれほど気になりません。
ただ、やはり袖口がタイトなシャツなどを着ると、時計が袖口に引っ掛かってしまいます。
7.文字盤 / 「丸型のブラック×ホワイト」
白い針とインデックスマーカーが、ステンレスのベゼルの色と良く合います。
また、針とインデックスマーカーが白いため、時刻も一目で分かります。
GA-2100シリーズでは、針やインデックスもブラックのオールブラックモデルが人気がありますが、時刻の視認性という点からは、この配色の方が優れています。
また、細かい点ですが、ベゼルのビスのネジ山の方向がきちんと外周に揃っている点も良く出来ています。ただ、実際にネジとしての役割はなく、単なる装飾だとは思います。
例えば、同じようにベゼルにビスがあるカルティエのサントスでは、ネジ山の向きは揃っていません。
上の写真がサントスのベゼルのビスですが、ネジ山の方向が外周と揃ってはいません。
8.ベルト / ステンレススティール製
カスタムのベルトは、オーデマ・ピゲのロイヤルオークのベルトの形状にそっくりです。
バックルはダブルバックルとなっています。このダブルバックルも高級時計には多い仕様です。
なお、バックル部分には刻印はありません。一般的にはこの部分にブランドロゴが入りますが(例えば「AP」など)、当然、本カスタムベルトにはブランドロゴはありません。
9.着用画像
大きさがありますので、実際に着けるとやはり存在感があります。
ただ、ベースのGA-2100自体がG-SHOCKとしては比較的コンパクトな作りとなっていますので、カスタムバンドを着けても、男性であれば違和感なく着けられると思います。
カジュアルなスタイルに、存在感のある時計を付けたい時などにお薦めです。
ベゼルやバンドに光沢感がありますので、高級感もあります。
パッと見では、G-SHOCKがベースとなっているとは分からない方もいるかと思います。
10.ベースとなるG-SHOCKやカスタムベルトの種類が豊富なので、自分だけのカスタム時計が作れる
(1)GA-2100/GA-2110のバリエーション
ベースとなるGA-2100シリーズは、そのカラーバリエーションも豊富です。
例えば、以下は人気が高いオールブラックモデルです。
この他にも、オールレッドカラーもモデルもあります。
また限定カラーとしてネイビーやグレーのモデルもあります。こちらは型番がGA-2110となっていますが、GA2100と同じサイズですので、GA-2100と同様のカスタムベゼル&ベルトを付けることが出来ます。
(2)カスタムベルトのバリエーション
このようにベースとなるGA-2100/GA-2110シリーズには豊富なバリエーションがありますので、自分の好きな色を選ぶことが出来ます。
それに加え、カスタムベルトの種類も豊富です。
今回紹介させていただいたシルバーのステンレススチール製のものだけでなく、ブラックカラーやローズゴールドやイエローゴールドもあります。
このように、GA-2100/GA-2110シリーズはカラーバリエーションが豊富にあり、また、カスタムベゼル&ベルトについても種類が豊富にありますので、自分の好みのモデルを組み合わせることで、個性的なカスタム時計を作ることができます。
また、GA-2100/GA-2110シリーズはG-SHOCKとしては価格もリーズナブルですので、比較的気軽にカスタムにチャレンジできる点も魅力的です。
気になった方は是非、カスタムにチャレンジして頂ければと思います。
11.ベゼルがメタル素材のGM-2100シリーズが発売
上記のように、GA-2100/GA-2110シリーズ用のカスタムベゼル&ベルトは豊富にありますが、2021年8月にベゼルがメタル素材となったGM-2100シリーズが発売されています。
このGM-2100シリーズは、価格は安いモデルでも2万6千円ほどしますが、カスタムパーツの値段や取り付ける手間を考えると、ベゼルをメタル素材にしたい方にはお薦めできるモデルです。
以下の記事で、このGM-2100とGA-2100を比較していますので、気になる方はご覧下さい。
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