ジョンロブの代表作として名が挙がることが多いモデルの一つに「シティ2（CITY Ⅱ）」があります。
革靴に興味の無い方から見れば何の変哲も無い革靴ですが、少しでもジョンロブに興味のある方であれば、その名前を一度は聞いたことがあるかと思います。
本記事では、そんなジョンロブの代表モデルの一つであるシティ2を紹介します。
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１．デザイン / ストレートチップ
最もフォーマルと言われるスタイルである、ストレートチップ。つま先に横一文字のステッチの付いたデザインです。
このステッチがあるおかげで、つま先に大きな履きジワが付くことがありません。
そのため、個人的には、つま先にステッチ等の全く無いプレーントウより、このストレートチップのデザインが好みです。
２．ラスト / 7000番（シャープでエレガントな細身のラスト）
ラストは7000番と言われる、現行のジョンロブでは最もポピュラーとも言える木型を使用しています。
ジョンロブ自身も”シャープでエレガントな細身のラスト”と述べているように、つま先にかけて洗練されたカーブを描いています。
このラストが足に合うか否かで、ジョンロブの多くの靴が足に合うか決まるとも言えます。
３．レザー / オックスフォードカーフ（ブラック）
最も定番でフォーマルとも言える、黒のオックスフォードカーフです。
この他にも、ダークブラウンのミュージアムカーフやダークブランのスウェードが現行のラインアップとして紹介されています。
あまりフォーマルに寄り過ぎず、少しカジュアル感を出したい方は、ダークブラウンのミュージアムカーフは非常にお勧めかと思います。
４．ソール / レザーソール
ジョンロブの通常のレザーソールです。
私はつま先にゴムの補強をしています。その他にも、ビンテージスチールの補強などもジョンロブの店舗で受け付けてくれます。
５．履き心地 / やや硬く、足に馴染むまでに少し時間がかかる
ジョンロブのオックスフォードカーフは、レザーがかなり厚めの作りとなっています。
そのため、履き始めはかなりレザーが固い印象を受けるかと思います。
ただし、次第にそのレザーの厚さが、足をしっかり守ってくれているという安心感に変わるはずです。
また、おそらく最初はややキツイと感じるとようなサイズ感をスタッフの方に勧められるかと思います。
ただ、履き込んで来ると、ソールのコルクが次第に沈んできて、ちょうど良いフィット感になります。
私の場合では週１回程度の使用で約半年ほどで、かなり足にフィットしてきたと感じることができました。
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６．着用画像
靴は、靴自体を単品で見た際のイメージと、実際に履いた際のイメージが異なることもあります。
実際に着用した際の画像を以下にまとめていますのでよろしければご参照下さい。
７．まとめ / ジョンロブの最初の一足としてお勧め
このフォーマルなデザインはどのようなスーツスタイルにも対応でき、ビジネススーツから冠婚葬祭まで、どのような場面でも履くことができます
そのため、ジョンロブの中では一番幅広いシーンで履くことができ、また、流行り廃りの無い定番のデザインであり長く履くこともできます。
ジョンロブで買う一足を迷っている方には、ありきたりではありますが、やはりシティ2はお勧めの一足です。
値段は決して安くはありませんが、ジョンロブの中では一番幅広いシーンで履くことができ、損はしないモデルです。
８．ALFORD（アルフォード）との比較
なお、同じストレートチップのモデルとして、ジョンロブには、「トーントン（TAUNTON）」と「アルフォード（ALFORD）」が存在します。
「トーントン」はシティ2より手頃な価格帯のモデルであり、「アルフォード」はシティ2より高価格帯のモデルとなっています。
以下の記事では、高価格帯のモデルである「アルフォード」と「シティ2」を比較しています。気になる方はご覧下さい。
９．TAUNTON（トーントン）との比較
また、以下の記事では、より手頃な価格帯のモデルである「トーントン」と「シティ2」を比較しています。気になる方はご覧下さい。
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