本記事ではエルメスのパスポートケースを紹介させて頂きます。
現在はパスポートを使う機会も減ってしまいましたが、いつか自由に海外旅行に行けるようになった際に、パスポートケース選びの参考になれば幸いです。
1.デザイン
パスポートケースと言えば、手帳カバーのようになっているデザインが一般的かと思います。
例えば、以下は「コーチ(Coach)」のパスポートケースですが、手帳カバータイプとなっており、手帳のように開いて中にパスポートを入れるようになっています。
一方、このエルメスのパスポートケース「ターマック(Tarmac)」は、パスポートケースとしては少しユニークな作りになっており、手帳カバーのように両面が大きく開くことはなく、袋型のようになっています。
右上にあるボタンを開閉して、パスポートを出し入れします。
下の写真が、ボタンを開けてパスポートを入れる際の様子です。
下の写真が全体の様子ですが、この写真の左側と下側の縁は完全に縫い合わされています。
そのため、手帳カバーのように左右に大きく開くことはありません。
下の写真は横から見た様子です。
少し分かりにくいですが、左側の1cmほどは縫い合わされています。
下の写真は上部の縁から撮ったものです。
ケースの内側の生地は、スエードのような柔らかい生地になっています。
なお、少し分かりにくですが、パスポートケースの下部には「HERMES PARIS MADE IN FRANCE」の刻印が入っています。
2.サイズ
サイズは、縦13.8cm × 横9.8cmです。
厚さは1cmほどです。
日本のパスポートのサイズは、おおよそ縦12.5cm × 横9cmです。
そのため、このエルメスのパスポートケースは、縦横で1cmほどの余裕しかありません。
パスポートケースには縁に縫い目などがありますので、実際にこのケースにパスポートを入れるとほぼピッタリのサイズです。
3.実際にパスポートを入れた様子
以下の写真が、実際にケースにパスポートを入れた様子です。
まさにピッタリのサイズですが、パスポートがケースからはみ出るようなことはありません。
下の写真は右側の縁から撮ったものです。
奥にパスポートが入っているのが見えます。
また、下の写真は上側の縁から撮ったものです。
中にパスポートが入っているのが分かります。
上部はかなりギリギリまでパスポートきていますが、ケースからはみ出るようなことはありません。
4.使い勝手
(1)ホールド感
このパスポートケースは袋型なので、ケースからパスポートが抜け落ちてしまうことが心配になるかもしれません。
ただ、この右上にあるボタンを留めていれば、中のパスポートが抜け落ちることはありません。
実際にパスポートを入れて逆さまにしたり、少し振ったりしてみましたが、しっかりと中に入ったままでした。
(2)収納力
このパスポートケースの利点としては、大きさがほぼパスポート自体と同じですので、非常にコンパクトという点があります。
一方で、非常にシンプルな袋型のケースであり、パスポートを入れる以外にポケット等は一切付いていません。
そのため、パスポートケースには、パスポート以外にも多くのカードも入れたいといった方にはあまり使い勝手がよくありません。
また、航空券(ボーディングパス)はパスポートより縦長ですので、このケースに入れるとケースからはみ出てしまいます。
そのため、収納力という点からは、このエルメスのパスポートケースはあまりお薦め出来ませんが、とにかくシンプルにコンパクトにパスポートを収納したいという方にはお薦め出来ます。
5.他の小物とも統一感を出しやすい
このパスポートケースはレザーの種類やカラーも豊富ですので、他に持っている小物とも合わせやすいです。
例えば、パスポートを持つ際は、同じ貴重品として財布も一緒に持つことも多いかと思いますので、財布のカラーと合わせて選ぶこともできます。
私は、以下の記事で紹介させて頂いたカードケース「MC2 ユークリッド」を普段は財布として使用しています。
両方とも、「ヴォー・エプソン」と呼ばれるレザーで、色もブラックですので、一緒に持つと統一感が出ます。
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